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【3章】Piece.17 発生源

どうかした?と首を傾げるtougaに、Caymはしばし押し黙ったままで居たが。

3-17

「良くねェ予感がずっとしてんだよな…」

「入った時も言ってたよね」

ああ、とCaymは頷く。

「……なんでZombieが生まれるか知ってるか?」

「ううん。Zombie自体…最初に見たのも衝撃的過ぎて思い出したくないけど…
 地下牢抜けてすぐの洞窟で会った事はあったけど、それっきりだし」

「まーメイジギルドでも入らなきゃ知らな…ってちょっとまてよ、
 お前、前に、人のベッドに腐った肉片置いたよな?あれどうしたんだ?」

「あー、あれはね、Lerai―――あ。」

しまった、口を滑らせた。
と、慌ててやめるがすでに遅い。

3-17

「おま!!やっぱLeraieが協力してたのかよ!!」

「い、いや、そんなこと…ないよ?」

「嘘付けェ!!思いっきり口滑らせてたじゃねーか!!」

「そ、そんなこと…ほら、Zombieの生まれとかほら、次、次」

「くっそ、今度問い詰めて…いや無理だ殺される…」

今頃になって明かされた真実に、
もごもごと何か呟いていたが、すぐに気を取り直し。

「――ともかく、だ。
 Zombieってのは自然発生するもんじゃねーんだ。普通はな。
 何らかの人為的な要素が絡んで生まれるもんなんだよ」

「人為的…普通じゃない何か、ってこと?」

「恐らく、な。進んでみりゃ判ンだろ。
 やばそうなら引き上げんぞ」

疑問を残しつつも、tougaは頷き、さらに奥へと進む。

先の広間に入ってすぐ、またZombieの大歓迎に見舞われた。嬉しくはない。

3-17

今度は殆ど人の姿を留めた…Orcだったらしいものや、
ArgonianのようなZombieも混じっていた。
これらはまだ、損傷も少なく、五体満足な状態だった。

その遺体を目に息を飲んで固まったtougaを他所に
突如Caymは物陰に走り―――隠れていたモノに切りかかる。
Caymの頬のすぐ横を炎弾がかすめ飛んでいく、が迷わずもう一太刀浴びせ
隠れていたソレは絶命した。

tougaも慌ててそれに駆け寄っていく。

3-17

黒いローブに身を包んだそれは、メイジに近いものを感じさせる。
付近には手から取り落ちた銀製のメイスが転がっている。

「これが、元凶?…メイジ?」

「いいや。メイジギルドじゃZombieなんか生み出したら処分されんぞ」

「じゃあ…」

Caymは転がった死体を蹴り、うつ伏せだった体を上向かせる。

2015.jpg

その胸には不気味に刻印された髑髏。
良く見れば、ローブの隅々に骨を象ったような模様がある。

屍霊術師(Necromancer)…だったか、やっぱりな」

屍霊術師(Necromancer)?」

屍霊術師(Necromancer)とは。
メイジギルドでは最高位のArchMageが自ら禁止令を出した、
不道徳である禁術、屍霊術(Necromancy)を使う
メイジから外れた術師達のことを差す。
当然ながら、メイジギルドでそれに手を出したものは破門される上
場合によっては手厳しい処罰を受けることもある。

彼らが操る屍霊術(Necromancy)
簡単に言えば死体を無理やり蘇生させ操る魔法のことだ。
本人の意思と関係なく、墓から叩き起こし、自らの使役とする
不道徳極まりない術…呪術だ。

3-17


「―――こいつら見境ねーからな。
 素材になるもんなら、どっからでも持ってきやがる…。
 場所に寄っちゃ、際限なくZombieでも何でも造れっからな」

「何でもって、Zombie以外にも?」

「ああ。Skeltonとかな。全身骨のみのやつ」

「見たくない、ソレ」

「まー、そんな強くはないけどな、あれなら。
 …とりあえず、めんどくさい事になる前にこの辺調べて引き上げるか」

tougaは頷き、2人で改めて辺りを見渡す。

戦闘に気がいっていて気付いていなかったが

3-17

この広間の手前側には台座らしきものと
周囲にWelkyndStoneが5つも掲げられている。

「しっかしまあ、こんだけ良いモン揃ってるとはなー」

などと呟きながら、Caymは1つ1つ台座から石を落として集め始める。

3-17

その間にtougaはしばし周辺を探索していたが
ふと、あるものに目がいった。

「なんかあれ…見たことあるような?」

3-17

呟いたのに気づき、Caymが「ん?」と一緒にそれを見やる。

3-17


「ああこりゃ…Ayleidの彫像Ayleid Statueってやつだな。
 これもこれでそれなりに良い値が付く」

「これ、家の地下室に置いてなかった?」

「あったなー1個。あれはLeraieの趣味だろ。よくわかんねーけど」

「良くわかんないけど置いてあるんだ…」

ちょっとがっくりとうなだれるtouga。

それも含め回収し、手分けしてさらに辺りを捜索する。

他には宝箱や、独特の入れ物なんかも置いてあり。
その中にも割と金目の……価値のある品物が色々と見つかる。

そんな最中、その広場の奥のほうには

3-17

4つ、整然と並べられた長方形の台座。

その奥には鉄製の扉があったが、鍵がかかっているようで空かなかった。

「まだ奥があるのかな…?」

と、思ったものの。
さっきの件も踏まえて、直ぐに不安になったtougaは踵を返し
Caymの元に戻ろうとした

その時。

背後で乾いた音が響いて、ビクッと肩を跳ね上がらせる。

カタカタカタカタ…と、軽い乾いた音が連続して聞こえる。
最初は小さかったが、だんだんとその音は大きくなってくる。

嫌な予感がしつつも、tougaは振り返り、沈黙した。

3-17

「……」

何か居る、何か居る!!

頭が若干のパニックを起こしつつもそれを見やる。

巨大な骨の集まりで出来たその物体。
それは静かに静止している。
さっきの物音は、これが組みあがっていく音だろうか

「やば…いよね、これ…」

と、tougaが呟いた瞬間、その物体の頭がtougaに向き
くぐもった雄叫びを上げ、片手を振り上げる――!






試験的にルビつけてみました。
携帯からの閲覧だと若干見づらい感じになりますが
判りやすくていいのかなー?

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